変化しないものはない。
「変化を恐れない。」・・・とよく言われるが、変化しないものなんてない。
久しぶりに会った友達であっても、もう学生時代の友達じゃない。
目の前にいるのは、変化した一人の新しい人・・・だ。
同じように話していても、それは記憶を手繰り寄せているからだ。
「今」の友達は学生時代に知っていたその彼、彼女じゃない。
何が言いたいのかというと、
「彼、彼女は変わってしまったね。」
なんてよく聞くからだ。
そんなの当たり前でしょ~変わってないほうがびっくり!なんて思っていた。
子供だって、三歳のころの彼と十七歳の今の彼は別人だ。
成長という名の変化を経て、今も新しく変化している。
いい変化も悪い変化もなく、ただうごめく生命体として変化し続けるのだ。
日々移り変わる自然と同じなのだ。
一刻一刻変化する空模様と何ら変わりはないのだ。
生きているのだから。
だから、本当はどんな変化も当たり前なのだ・・・。