本当はどこへも行かなくていい。
「頑張らなくちゃ」
「もっと成長しなきゃ・・。」
「何か達成しなきゃ。」
・・・といつも何かにどこかに向かっていたような気がする。
でも、本当はどこへも行かなくてもいいのだ・・とふと思った。
私たちはよく「そのままで完璧だ」・・・と言われるけれど、この言葉の本当の意味するところが腑に落ちたのだ。
だからと言って今していること、今までしてきたこと、これからすることが無意味だということではない。・・・というか意味のあることでもないことでも、どっちでもいいのだ。
現実はただ起きていて、私たちがあれこれ意味をつけて大騒ぎしている・・・のだ。
何だか大きなからくりがほんの少し垣間見えてから、現実と自分の間にスペースができた。
そこから生きるのがずいぶん楽になったように感じる。