世界は誰かの仕事でできている
CMのキャッチコピー・・
「世界は誰かの仕事でできている」
まさに!・・である。
私たちがこの世界で心地よく生活し、生きていけるのは本当に見ず知らずのたくさんの人たちのおかげである。
物を発明する人、形にする人、教える人、救う人、治す人、売る人、運ぶ人、作る人、書く人、伝える人、笑わせる人、感動させる人、調節する人、掃除する人・・・・ありとあらゆる人たちの仕事で成り立っている。
どの仕事も素晴らしい。
別にお金を得る仕事だけが仕事ではない。
病気の人は、看護師さんや家族やお医者さん相手の仕事なのだ。
お互いに、何か学ぶ必要があるのか、ただその経験が必要なのか個々の理由があるのだろうけれど、ただ、その役割を演じているのだ。
相手がいないと、お医者さんも学べないのだ。
もちろん、相手のためだけではなく多くは自分の経験のためだろう。
だから、お互いに必要な相手に出会うのだ。
生徒がいなければ先生はできない。
カウンセラーは、悩める人なくしては成り立たない。
だから、自分は何も仕事ができないなんて思わなくていいのだ。
この世に存在しているだけで、もうすでになんらかの役割をしている。
俯瞰で見ると、誰かに苦しみを与えていても、それも相手に必要な苦しみである場合が多い。
その苦しみから、相手は何かを決断することを学ぶのかもしれないし、相手を理解することを学ぶのかもしれないし、苦しみを手放すきっかけを得るのかもしれない。
どちらにしても、お互いに必要な経験である・・ということは変わらない。
(安易に苦しみを与えていい・・という意味ではない)
だから、この世で無駄なことは何もない・・・と言われるのだ。
苦しみや逆境からの気づきが多いのだろう。
本当にこの世界はよくできていると感心する。
地球は、(スピリチュアル的には)肉体をもって学ぶところ・・と言われているが本当にそうだ。
ありとあらゆる設定が用意されている。
それも、自分で決めてやるもやらないも自分次第だ。
今世でやらなければ、来世、それでもできなかったらそのまた来世だ。
大いなる存在はせかしたりはしない。
魂は永遠だし、どのみち皆成長の道へ戻ってくる。
だから、人生に起こることをコントロールしようと必死にならなくてもいいのだ。
あなたに必要なことは起こるしそうでなければ、起こりようがないのだ。
起こった出来事に対処していく・・・その時あなたができることをするだけでいいのだ。
自分で、しよう、始めようと思ったこともチャレンジしていいのだ。
また、しなくてもいいのだ。
しないから間違った道へ・・なんてことはないのだ。
また、違う道で必要な経験が待っている・・・というだけだ。
道は一つではない。
「この道でなければ!」と固く固く握りしめた手を広げて、もっとリラックスして生きて大丈夫なのだ。
世間やマスコミが何と言おうと、世界は崩壊しないし、崩壊するときはすでに人類は地球にいないのだ。
大事なことは、あなたが毎日何に焦点を当てて生きているか?だ。
「不安」
「お金」
「恋愛」
「仕事」
「夢」
あなたが多くの時間をかけて考えていることが、あなたの未来を作っている。
だから、今、この一瞬一瞬をリラックスし楽しいものにすれば、それがあなたの未来になるのだ。
やりたくないことはしないほうがいい。
人のためと自分を犠牲にする必要はない。(本心からそうしたいときだけすればいい。)
高価なもので自分をよく見せようとしなくても、あなた自身に十分価値がある。
肩書や役職に頼らなくても、あなた自身にすでに十分価値があるのだ。
自分自身に十分価値があると、誰かに誇示したり分からせる必要はない。
相手もすでに十分価値があるのだ。
ただその差は、そのことに「気づいて」いるかいないかだけなのだから。