親が子どもにできること
ひとがこの世に生まれて、親がその子に一番最初に伝えるメッセージは
「あなたはあなたのままで十分大丈夫なのだ」
・・ということ。
一つの大切な命を頂いている・・そのことだけでもう十分なのだ・・と折にふれ教えることだ。
この人間社会(地球)で生きるのは、様々なルールを覚える必要はあるけれど、それは取るに足らないこと。
それよりもまず「自分を十分に受け入れる」ことのできる環境や言葉かけをすることのほうが何よりも大事だと感じる。
育つほどに「自己肯定感」の大切さを感じる。
自分の子育てを顧みてもそれは反省も含め強く感じることだ。
どんなに困難な状況にあっても、「自己肯定感」が高く自分を愛しているひとは、どうにかして希望を見つけ道を切り開いていくエネルギーを自分の中に持っている。
自分を愛して信頼しているから、ひとを愛し信頼できる。
だから子どもを思うならその「エネルギー」を自分の中で大きく育つように導くように種を蒔く必要がある。
それには、親もこういうことを芯から理解する必要がある。
学歴や特技ももちろん身を助けることもあるが、もっと根源的ことを知った上ならなお豊かな人生になる。
障害を取り除くのでなく、それらに遭遇しても大丈夫なのだ・・そしてそれらを飛び越えていけるほどに自分はすごいのだ・・と思えるエネルギーを育てることが大事で、それが親や周りの大人ができる最大限のプレゼントだと思う。