沈黙の中で動くもの・・。
ひととの会話の中で、「沈黙」が流れるときがある。
今までは、次に話すことや相手の思いなどをくみ取ることに、意識が向かっていた。
その意識を、自分の奥深くに向けて
「何を感じているのか?」
ということを観察してみると・・
「不安」や「恐れ」、「否定」「批判」「ジャッジ」・・などなど。
それらは一般的には、「ネガティブ」と言われる感情たち。
「なるほど・・」と腑に落ちたのは、それらも当然自分の大事な一部であり、決して
「排除」したり無視していい感情じゃない・・ということ。
ちゃんと光を当てて、明るいところに出してあげること。
(自分の中でその存在を認める・・ということ。)
そして、その「不安」や「恐れ」に向き合うこと。
自分が何を不安に思い、何を恐れているのかをよく観察することだ。
たいていはそれだけで、それらは姿を消す。
なぜなら、それらも「感情」だから。
「喜び」や「幸福感」がいつまでも留まらないのと同じく、それらも感じきると流れていく。
無視したり、感じなかったりすると溜まってしまって心の澱になる。
「いい感情」も「悪い感情」も実はない。
あるのは、「感情」だけ。
すべては流れている。
沈黙の中でもエネルギーは、ものすごく活発に動いている。