子供とは向き合うのでなく寄り添おう・・・。
子供の話を聞いていると、頭の中ですぐジャッジが始まる。
「あぁ~、そう考えるから腹が立つんだよね~。」
「また同じこと言ってる・・・。」
子供の話は耳をすり抜け、自分の思考の声が大きくなりいつの間にか自分がペラペラしゃべっている。
こうなると、悪循環だ。
子供は話を聞いてもらえないばかりか、余計なアドバイスや感想でせっかく自分で試行錯誤しながらたどってきた道を、バッサリ絶たれたり、混乱したりする。
子供の話を聞くときは、向き合って何とかしてあげようとするのでなく(問題解決)、子供が迷いながらも自分のやり方でどうにかこうにか解決へと行く道を寄り添うのがいい。
他の人が何でもないようなことが、子供には難しいのだ。
そして難しいことをどうにかしてほしいのではなく、「ただとっても大変なんだ。」
ということに共感して、理解してほしいのだ。
励ましや共感を得て、子供は必ず自分なりの答えにたどり着く。
その道のりを辛抱強く見守り、自分を律し、そばで寄り添うのが親の務め・・・だ。
どれも、一朝一夕では身につかない。
何度も失敗するだろう。
そのたびに自分をねぎらおう。
そしてまた始めればいい。