世のお母さんたちへ・・。
ひとを育てる・・・(子育て)のは本当に難しい。
発達障害(ネーミングにいまだに違和感がある・・。)を持つ子供を育てるのはさらに大変だ。
その程度の度合いにもよるが、大変さはそう変わらないと思う。
目の前の子どもの反応にいちいちびっくりし、また自分との感覚の違いに戸惑い、何が「正解」なんて分からない中(実際は正解なんてない・・笑)、いろいろな人の力を借りて、手探りでようやっとここまで来た・・・という感じ。
まだ17歳だ。
そして、私も母親業17年なのだ。
今朝、息子の気持ちが書かれたノートを見ると(箇条書きで時々悩み事を書いている・・)母親に対する激しい不満が書かれてあった。(笑)
「なるほど~、そうだったのか!」
と思うとともに、少し反省もした。笑
そして、それで終わり。
以前なら、至らない自分を責めたり、何が良くなかったのか?・・なんて延々と考え続けたものだけれど、もうそれはしない。
なぜなら、どのお母さんもそうだと思うけれど、その時々の最善は尽くしているのだ。
人間なので機嫌の悪い時も、体調の悪い時も、心に余裕のない時もある。
たぶん、その中できっと自分のできることをしているはずなのだ。
なので、それが子供には気に入らないことであったとしてもしょうがないのだ。
(あくまで常識の範囲内ね。子供の気持ちを無視していいということではない。)
子供の感覚がわからなくて当たり前なのだ。
だって、あなたは自分の感覚を誰かに正確に理解してもらえただろうか?
それでも、きっとわが子の微妙な感覚を理解しようと日々努力していると思う。
それでもうまくいかないことのほうが多くて、自分を責めてしまう。
「わからなくて当たり前」なのだ。
この言葉がすんなり腑に落ちた。
そして、頑張っている自分、それでもうまくいかない状態を受け入れた。
どうか難しい子育てを日々している世のお母さんたちに、自分を大切に・・と伝えたい。
自分を責めるよりも、できなかったことの理由を探し続けるよりも、今現在の自分をそのまま優しく受け入れる・・ジャッジせずに。
そして、それはそのまま子供にも当てはまる。
子供を責めるよりも、できなかったことを叱るよりも、今現在の子供をそのままやさしく受け入れる・・ジャッジせずに。
そうしたところで、子供はダメになったりしないのだ。
躍起になって、あれこれ手や口を出さずともその子のペースで成長するのだ。
だから、うまくいかないことがあってもその状態を静かに受け入れるだけでいいのだと思う。
「子育て」に正解なんてない。
同じく失敗もない。
あるのはきっとお互いの魂の成長のために協力し合っている・・・ということ。
シリアスにならず、気楽にこの長い道を行きましょう・・笑。
(時にはお互いむかむかすることも許しつつ・・笑)