自然とともに
「自然の言いなりになりたくない!」
・・・昨日、突然(まぁ彼はいつも唐突に話し始めますが・・。)息子が私に言った。
最近、自然災害が続いているので不安になって出た思いのようだ。
「お母さんの意見はいらないよ!」とも。
常々、「地球も生き物なんだから、そりゃ運動もするよ~。」
と言って、自然のすることを受け入れている私の考えは聞きたくないらしい。(笑)
自然は征服するものでも、恐れるものでも、敵視するものでも、もちろん破壊していいものでもない。
自然も同じ生き物なのだ。
人間はよく忘れるが、多大な恩恵を自然からもたらされている。
恩恵は当然で、自然災害には過剰に反応する。
それでも、自然はいつも人間のそばで大きな癒しを与えてくれる。
自然に敬意と畏怖の念と深い感謝をもってほしい。
同じ地球に生きる生き物として、自然を生命あるものとしてとらえてほしい。
毎日、どれほどの恩恵を受け取っているか感じてほしい。
季節ごとに美しい姿を見せ、また一瞬として同じ光景を見ることはないのだ。
空はどんな絵画よりも素晴らしい絵を絶え間なく、ただで(笑)惜しみなく見せてくれる。
自然から学ぶことは多い。
ただ、崇め奉るのではなく、ともに生命あるものとして共存していくことだと思う。
息子にはまだまだ難しいようで、受け入れがたいようだが・・・。
きっと、時が来れば彼もわかるときがくるのだろう。