怒りの向こうにあるもの
怒り・・・自分へのいら立ち
人への非難
どのような怒りにしても、その奥にあるものは自分の観念です。
「こんなことがわからないなんて!常識でしょ!」
ーーあなたの常識です。私は常識と考えていません。
「もうっ!こんなに頑張ったのに全然報われないなんて!」
ーー頑張ったことは報われる・・と信じたのはあなたです。
みもふたもない・・と、お怒りなさらないよう・・お願いいたします。
これは、とてもシンプルです。
自分が感情的に反応したことを、丁寧に見ていきます。
「なぜこんなにも反応するのだろう・・?」
相手のことは、いったん横に置いて自分の中を点検してください。
自分の中に、自分の観念があるはずです。
それは、小さいころお母さんが常に言っていたことかもしれません。
「人に迷惑をかけてはいけません。」
「怠けてはいけません。」
「努力しなさい。」
いつの間にかあなたの行動の基準になっていきます。
それがあなたには自然なことになり過ぎて、そんな観念があるということにさえ気づいてない・・・ということもあります。
観念は変えることができます。
あなたが、もうこのことで感情的に反応したくない・・と思ったのなら、古い観念を見つけて手放しましょう。
観念から自由になりましょう。
古い観念が多ければ多いほど、あなたは様々なことに反応し、不満といら立ちに占領されるでしょう。
観念に気付いて手放せば手放すほど、あなたは軽く軽くなります。
生きるのは、本当はシンプルだと気づくでしょう。